「弟切草 蘇生編」は1999年3月25日にチュンソフトが発売したPlayStation用サウンドノベルゲームです。
ゲーム概要
背景として森林や館などが描かれた一枚絵の上に、文字が表示されていくスタイルとなっており、プレイヤーは文字を読みながら時折出現する選択肢を選ぶことでストーリーが進行していく。
ストーリーは、ドライブ中に事故を起こし、古びた洋館にたどり着いた主人公とその恋人・奈美が館の中で様々な体験をするもので、選んだ選択肢によってストーリーや人物像が大きく変わるのが特徴。また、選んだ選択肢によって最後にたどり着くエンディングが異なっており、プレイする度に新しいストーリーが展開されるようになっている。
サウンドノベルの名称の通り、ドアの開閉の音や水槽の水の音など実際の生活音をサンプリングして使用していることで、臨場感を高めている。
一定の条件を満たすと最初の選択画面の栞の色がピンク色になり、これが「ピンクのしおり」と呼ばれ後の同社のサウンドノベルゲームでも使用されるなど定着した。
レビュー
オススメ度 :⭐⭐⭐⭐ ✩
ストーリー :⭐⭐⭐⭐ ✩
怖さ :⭐⭐⭐⭐ ✩
世界観 :⭐⭐⭐⭐ ✩
操作性 :⭐⭐⭐ ✩ ✩
ノベルホラーゲームで選択により話が変わるのが面白い作品です。選択により状況が一変したりストーリーの核心に迫ったりとドキドキが楽しい作品です。
怖いだけではなくストーリーによっては感動的なストーリーも含まれており引き込まれるものとなり何度もプレイしたくなる作品です。
展開が同じようなものでもシチュエーションが異なったりとプレイする度に変わる展開はとても作り込まれていて良いです。