「 殺人探偵ジャック・ザ・リッパー」は、2019年4月25日に日本一ソフトウェアから発売されたPlayStation 4用アドベンチャーゲームである。
ゲーム概要
プレイヤーの選択によって、物語は大きく変化していく。隠された犯人の罪をき、法の裁きにかける「探偵ルート」法の裁きを逃れた悪党を自身の手で裁く「殺人鬼ルート」プレイヤーには全く異なる2つの道が用意されている。
殺人は状況によって、善か悪かという選択肢。
残虐非道な殺人鬼に襲われた時に、かたくなに殺人は悪、罪だと主張できるだろうか。
相手は既に何人も殺していて、自分や大切な人の命が脅かされる可能性があったとしたら…?
正当防衛で殺してしまった場合、それは悪なのか?
選択肢によってカットイン演出が発生。
理知的に考える「探偵」か、衝動的に動く「殺人鬼」。この選択の結果、ストーリーの結末に大きな影響が発生する。
レビュー
まず前提として、探偵とあるが推理ゲームではなくノベルAVGです。トリックや推理はほとんどなく殺人という行為の是非にフォーカスが当たっている作品です。
ストーリーもすごく面白く、探偵としてか、殺人鬼としてか己の行動や選択によりどう事件に立ち向かうかを決定され、それぞれの視点で楽しむことが出来ます。 同じ事件でも探偵と殺人鬼と2パターンで大きく異なる展開や解決を見せる構成はとても良いです。
キャラクターの設定も面白いが、メインキャラの一部が若干演技が素人みがあることがあるので気になる人は気になるかも。
ノベルゲームとしては選択肢の分岐が分かりやすくスキップ機能も充実しているため快適に遊べます。また、バッドエンドの選択肢を選んでしまってもその後にミニコーナーがありその内容も面白いので隅々まで遊べるものとなっている点も良いです。