「WORK×WORK」とは2018年10月4日にフリューより発売されたNintendo Switch用ロールプレイングゲームです。
ゲーム概要
勇者と魔王の戦記をモチーフにした孤島のテーマパーク「勇者さまーランド」を舞台とした作品。ランドのアルバイト従業員となった主人公が、使命を帯びて島にやってきた王子など個性的な来場者たちを引率してアトラクションを進み、その中でランドに秘められた謎が明らかになっていく様がコミカルに描かれる。タイトルの『WORK×WORK』は、主人公の「労働」と王子の「使命」の2つの側面が合わさった物語であることを表現している。
本作の基本システムである「ツアー」は、ダンジョンを摸したアトラクションでツアー客(作中では「勇者さまー」と表記)が戦士や魔道師などに扮して敵役の従業員たちと戦闘を行いつつゴール地点を目指すという流れで行われ、次々に追加されるツアーをクリアしていくことで物語が展開する。戦闘は基本的に自動で進行していくが、主人公が適宜介入してツアー客たちを補助することができる。こうしたシステムを「インストラクターバトル」と称している。
作品内に登場するキャラクター達はドット絵で描かれているが、そのドット絵が厚みを持ったラバーストラップのように表現され、くるくると回ったり体をくねらせたりする動きを見せる。
レビュー
時にバカバカしくコメディな雰囲気であり、時にシリアスを装った雰囲気であったりとアホらしさがクセになるストーリーが良い作品です。ノリに賛否両論ありますが好きな人はかなり好きなものとなっています。
また、細かいネタが豊富でシリアスと見せかけてネタだったりネタと思わせてシリアスだったりとキャラクターを見てるだけでなんか楽しいです。
キャラクターもドット絵風の可愛いデザインで性格も個性豊かです。サイドストーリーは各プレイヤブルキャラクターのストーリーとなっておりそのキャラが好きになるような面白さがあります。
バトルシステムとしては勝手にみんなが戦うのをあくまでサポートするというものなのですが、何もしないいいように見せて奥が深く、指示出しのタイミングや作戦、アイテム投与などで戦略性に富んでいます。