「ネットハイ」は、マーベラスより2015年11月26日に発売されたPlayStation Vita用ゲームソフトです。
ゲーム概要
特徴として昨今のネットコミュニティをカリカチュアしている点があり、所謂「リア充」と呼ばれる人間が特権階級と化した一種のディストピア世界観が描かれている。
また、実在するSNSや動画投稿サイトをモデルにした要素も数多く登場する[1]。
本作では、ネットでよく見かけるような用語が常時多用されるため、プレイにはその辺りの知識とそれを許容できるかが重要。
ゲーム開始時はランダムで各キャラクタによる「レッツ、炎上!」の掛け声が入る。
本作品はゲーム中のSNS「ツイイッター」で情報を収集するアドベンチャーパートと、「ENJバトル」を行うシミュレーションパートで構成される。
アドベンチャーパートで得た論証や、主人公が持つ「メガネ」に搭載されたチートスキルを駆使して「ENJバトル」を有利に進め、リア充たちの正体を暴いていくというのがゲームの基本的な流れとなる。
総合的に、所謂推理アドベンチャーに近いシステムであるが、手に入る情報はゴシップレベルで、端的に見れば言いがかりや揚げ足取りであることが特徴(誤情報の場合もある)。そのため、調査段階では端的に真相は見えても核心まで到達することはほぼ不可能。
レビュー
ネット文化特有のネタが豊富に詰め込まれており、そのノリに乗れないとついて行けないかもしれないが、そういったバカさ加減が面白い構成の作品です。証拠を集め相手を陥れるというシステム面からかなり陰湿に聞こえるがストーリー自体後味が悪い展開はなくスッキリする流れで遊んでいて楽しいです。
キャラクターも一人一人個性的で戦うのが楽しく、あっというストーリー展開もありどんどんと進めたくなります。
しかし、推理ゲームとしてみると難易度はかなり低く、ヒントも豊富で普通に遊んでれば間違えないような難易度の低さであるため推理ゲームと思って遊ぶと物足りないかもしれません。