「ディディーコングレーシング」は1997年11月21日にレアが開発し任天堂より発売されたNINTENDO64用レースゲームです。
ストーリー
動物達が暮らす平和な島、ティンバーアイランドはレースを主な産業としている。ある日そこに暮らすティンバーの両親は、ティンバーに留守を任せコングカントリーに住む友達の所へ出かけた。しばらくしてウィズピッグという悪党が現れ、ティンバーアイランドを乗っ取り、島の誇りである16のレース場を魔法で封印してしまった。ティンバーは仲間達を集めウィズピッグを島から追い出す対策を考える。50年も姿を見せなかった魔神のタージを見たというピプシーは「タージがチャンピオンレーサーを探している」と言い、ティンバー達はウィズピッグとレースで勝負して勝つ事が最善策だと考えた。ウィズピッグへの挑戦権は島1番のレーサーである「ドラムスティック」がうってつけだが、ウィズピッグが現れてから行方不明になっていた。そこでバンパーの提案で新たなチャンピオンレーサーを決める事にした。仲間は多い方がいいと考えたティンバーはコングカントリーに住む親友のディディーコングに協力を求める手紙を送る。そしてコングカントリーの自宅でくつろいでいたディディーは、伝書鳩のスコークスからティンバーからの助けを求める手紙を受け取り、親友のバンジョーやコンカーにも協力を要請する手紙を送ってティンバーアイランドへと旅立つ。そんなディディーの姿を偶然見かけたクレムリン族のクランチは、自分達クレムリンと戦うための仲間を呼びに行くのではないかと疑い、後を追って行った。こうしてティンバーアイランドにキャストが集結し、ウィズピッグに挑戦するにふさわしいチャンピオンレーサーを決めるレースが始まった。
レビュー
- オススメ度 :⭐⭐⭐ ✩ ✩
- ゲームシステム :⭐⭐⭐ ✩ ✩
- キャラクター :⭐⭐⭐⭐ ✩
- 操作性 :⭐⭐⭐ ✩ ✩
- 難易度 :⭐⭐⭐⭐ ✩
ディディーコングとレア社のキャラが登場するレースゲームで、ディディーコングがコングファミリーでソロデビューしたのは多分初の作品です。
レースコースなどバリエーション豊かで一人用モードも充実した作品です。
アイテムも存在するが全体的に地味で良くも悪くも実力が出るゲームです。
また、全体的にコンピュータのAIがシンプルでアイテムはすぐ使ったり、ほぼレース中の順位変動がなかったりといったこともあり通常時の難易度は低いです。しかし、シルバーコインチャレンジというシステムではレースをしながら各所に落ちてるコインを全て集めて一位を取らなくてはいけなく、意地の悪い配置であるものもあり難易度が高いです。
また、ストーリーモードでは常に移動がカートだったり、ボスとの戦闘もカートだったりとキャラが車から降りないので操作に慣れるまで通常の移動も大変な所があります。