ゼルダの伝説風のタクト - 天才軍師のゲームプレイ記録

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プロロ島の少年リンクはある日、妹のアリルから自分の誕生日であることを知る。自宅で待っていたおばあちゃんから緑の衣を渡されたリンクはプロロ島の風習に従ってその緑の衣に着替えた。

再び外に出たリンクはアリルから誕生日プレゼントとして望遠鏡を貸してもらいそれで外を覗いてみた。その時巨大な怪鳥に捕まった少女を目撃する。怪鳥は海賊船からの砲撃を受け少女を放し、彼女は島にある森へ落下。リンクは心配になり少女を探しに行くが、幸い彼女は無事であった。

彼女は海賊の長テトラで「耳の長い娘」を狙う大怪島ジークロックによって、どこかへ連れ去られそうになったのだという。その後リンクはテトラと迎えの部下達と共に森を出るとアリルが迎えに来ていた。ところがそこへジークロックが再び襲い掛かってきた。

ジークロックはテトラではなく今度はアリルを攫って行ってしまう。リンクはテトラに頼んで海賊船に乗せて貰い、アリルが連れ去られた先である魔獣島へ侵入する。

トゥーンリンクのデビュー作で、これまでとは一風変わった可愛らしいグラフィックや世界観で話題となった作品です。船で冒険する楽しさや、ゼルダシリーズ特有の謎解きダンジョンの面白さもしっかりとしている作品です。

ミニゲームやサブクエストなどやり込み要素もあるものの、システム面でやや不満な点があるのが残念なところ。

まず、メインである船の操作ですが、操作するには風を操る必要があり、風を変えるためにはタクトをいちいち降ったりしなくてはいけないので後半になると億劫に感じる所も。また、船の操作では帆を張る必要があり、３つしかないアイテム欄を１つ埋めなくてはいけないという点です。

また後半では海での宝探しがあり、地図を探し、地図を見るためになかなか貯まらないルピーをたくさん集め、ルピーを見れるようにチンクルに頼み、宝を探すというテンポの悪さが面倒くさいと感じました。

そういう点を除けばすごく面白い謎解きアクションゲームだと思います。