「DETROIT: BECOME HUMAN」はフランスのゲーム会社クアンティック・ドリームが開発し2018年5月25日にソニー・インタラクティブエンタテインメントより発売されたPlayStation 4用アクションアドベンチャーゲームです。
ストーリー
西暦2038年のアメリカ・デトロイト。AI技術とロボット工学の発達により、人間そっくりのアンドロイドが製造されるようになり、人間は過酷な労働から解放されようとしていた。それにより人類は更なる経済発展を手に入れる一方で失業率が増大。貧富の格差が拡大していった。アンドロイドによって職を奪われた人々は反アンドロイド感情を持つようになり、排斥運動にまで発展していった。
2038年8月、家庭用アンドロイドが所有者を殺害し、所有者の娘を人質に立てこもる事件が発生した。そのアンドロイドはまるで意思や感情を持つようで「変異体 (Deviant)」と名付けられた。以後、変異体はその1体にとどまらず、増え続けていった。「変異体」には、与えられた仕事を放棄し逃亡したり、中には人類からの解放を叫び「革命」を起こそうとする者もいた。アンドロイドは単なる「便利な機械」なのか?それとも、生きているのか?人類は、新たな課題に直面する。
レビュー
- オススメ度 :⭐⭐⭐⭐⭐
- ストーリー :⭐⭐⭐⭐⭐
- ゲームシステム :⭐⭐⭐⭐ ✩
- キャラクター :⭐⭐⭐⭐⭐
- テンポ :⭐⭐ ✩ ✩ ✩
細部まで作りこまれたストーリーとフラグ管理システムが良いアドベンチャーゲームで、自我を持ったアンドロイドを操作して動かした結果により未来が変わるのですがそのフラグが何箇所もありまさに自分の手で映画を動かしているような没入感の溢れる作品です。
キャラクターも個性的でキャラクター性が高く一人一人が自ら考えて行動しているような展開がとても良いです。
しかし、周回前提であるにも関わらざるまたシーンを飛ばせない、エンディングも飛ばせないとややテンポが悪く何周もするのが大変な作品です。