「極限脱出 9時間9人9の扉」は、スパイクより2009年12月10日に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフトです。
ゲーム概要
「極限脱出シリーズ」の1作目にあたる作品。
基本的にアドベンチャーゲームとして進行し、そこに多数の脱出ゲームが挿入される形となっている。ゲーム中には1〜9の扉の先にいくつもの扉が存在し、その先にそれぞれ異なった脱出ゲームが用意されている。脱出ゲーム内ではタッチペンで操作を行なう。謎を解き、脱出に成功すればストーリーが進行する。脱出失敗によるゲームオーバーは存在しないが、バッドエンドはいくつか存在する。ストーリー上、一回のプレイで全ての脱出ゲームを回る事は出来ず、この扉の選択が物語やエンディングを分岐する事もある。データ引継ぎにおける周回プレイを目的としているのか一度のクリアでは真相に辿り着けず、最低でも二周する必要がある。
レビュー
脱出ゲームの基本であるアイテムを探して組み合わせて使い脱出するということに加え、推理ミニゲーム？もあり頭を使う楽しいゲームです。
周回プレイ前提だが脱出パートは飛ばせないので何度も同じ脱出をしなくては行けないところは少し面倒でしたが、ルートを変えることで徐々にキャラクター達のことやストーリーの確信に迫っていく所は盛り上がり周回を重ねてキャラへの感情も高まります。続編ありきなストーリーな所は少しもやもやがありますが引き込まれるストーリーです。
哲学的だけどフィクション全開でなんか難しい言葉がどんどん出てくるから最初ちょっと気が引けるかもしれませんが、プレイするうちにどんどん引き込まれる周回プレイ前提としたシナリオ作りが上手いなと思います。
